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妊活のルール決めてますか?
妊活って夫婦で話していますか?我が家はたまに話し合います。
妊活といっても話すことは限られます。
いつ頃子供がほしいか
いつのタイミングで子づくりするかという超具体的な話。(←恥ずかしい。)
恥ずかしいので、あまり長い時間は嫁と話しませんが、話さないわけにもいかないので、夕食後などに相談していました。
妊活の日はカレーがでるというルールにしてみました。
妊活について、あまり話しづらいなぁと悩んでいたところ、会社の先輩がおもしろい話をしてくれました。
それは、会社の先輩の家のルールの話です。先輩の家では、『妊活の日はカレーの日』というルールを徹底しているとのことでした。
このルールであれば、わざわざ妊活を口にしなくても、お互いに伝わるというのです。
確かに、嫁の排卵日などをまじまじと聞かなくていいので、自分としても「これは良い!」と思いました。
そして早速我が家でも試してみることにしました。
カレーが出てくると緊張する。
早速『妊活の日はカレーの日』、というルールを決めると、毎晩のメニューが異様に気になります。メニューを聞くのがものすごい緊張感をともなう会話となるのです。
僕・・・今日のメニューなに??
嫁・・・鮭。
僕・・・そう。
カレーか、カレーじゃないかがものすごく気になってしまうのでした。
カレーが怖くなる。
そしてその週の金曜日、ついにカレーがでてきました。
大好物のカレー。
本来はものすごくうれしいはずなのに、「カレーが出た。= 今夜は妊活だ。」と思うと、純粋にカレーを楽しめなくなっていました。
あんなに大好きだったカレーがでたのに、複雑な気分です。何とも言えない緊張感の中、カレーをおかわりすることなく、食事を終えました。
おそらく、カレーをおかわりしなかったのは、僕の人生において初のことでした。
カレーの味がわからない。味がしない。
無事、妊活を終えてしばらくすると、またカレーが出てきました。
そして、2度目にカレーが出たときに気付いたのです。純粋にカレーを楽しめなくなりっている自分がいることを。
カレーを妊活のフラグとしてとらえてしまったため、カレーの味などどうでもよくなり、味がよく分からなくなってしまいました。
味などどうでもよくなってしまったのです。妊活か、妊活じゃないかのサインになってしまいました。
大好きなメニューがひとつ減ってしまったことに悲しみを感じた僕は、奥さんに相談し、「カレー=妊活」のルールをやめました。
カレーのルールはやめました。うちには合わない。
先輩のマネをしてみた、「カレー=妊活」のルールでしたが、やめました。うちにはまったく合いませんでした。
そもそも、デリケートな問題を、会話もせずにサインだけで分かり合おうということ自体が無理です。大切な問題ほど、しっかり会話する必要があると再認識しました。
「カレー=妊活」のルールをやめてから、またカレーが好きになりました。
今後も妊活については、しっかりと夫婦の会話を持ちたいと思っています。