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上司とうまくいっていますか?
社会人が必ず一度は悩むのが、直属の上司との関係です。皆さんは、今現在、上司とうまくいっていますでしょうか。上司とうまくいくというのは、『ケンカしないで日々を過ごす』ということではありません。毎日笑顔で向き合っているから、『上司とうまくいっている』と考えるのは稚拙すぎると言えるでしょう。
そもそも、上司とうまくいっているとはどういう状態でしょうか。
- 期待されている仕事を、優先的に任せてもらえているか?
- 出世できるような評価を付けてもらっているか?
- きちんと仕事で成果を出すためのサポートを受けているか?
こういった観点で『うまくいっているか?』と聞いているのです。毎日、全く怒られなくても、出世できないような酷い評価をされていては、全く意味がありません。上司とうまくいっているとは言えないのです。
どんなにイヤなヤツでも、あなたの評価を決めるのは上司です。
あなたは上司を何だと思っていますか?
上司とは、あなたに命令するひとではありません。あなたの評価を決める人。あなたのボーナスと出世を最初に査定する人です。
たまにいますよね。上司と口げんかしているようなヤツが。命令されたからといって、嫌な顔をしているようでは、まだまだお子様です。
上司はお客様です。
はっきり言っておきますが、上司はお客様です。お友達ではありません。
ビジネス上のお客様としてとらえたうえで、サービスを提供しましょう。もちろんビジネスですから、100%命令を聞けということではありません。理不尽なことも言われますが、できないのであればその理由をきちんと説明せよということです。
上司をお客様だと思えば、理不尽だと感じなくなる。
上司とは、理不尽なことを言う生き物です。ただし、お客様です。
身内や、友達に理不尽なことを言われると、頭に来ますが、お客様であればどうでしょうか。
お客様とは、理不尽なことをいうものですよね。理不尽なこと、自分に都合のいいことばかり言います。ただし、それをそのまま聞く必要はありません。
- できることはやってあげる。
- できないことは、きちんと説明をして断る。
こういった対応ができれば、上司(お客様)から信頼されます。
上司の信頼を勝ち得ると仕事がやりやすい。
上司との関係に悩むひとは、まずは信頼を勝ち得ることに専念すると良いでしょう。ひとたび信頼関係ができると、とても仕事がやりやすくなります。
そして信頼を得たら、それ相応の対価を得ることができます。それはボーナスであり、大きな仕事であり、出世という対価です。
上司の信頼を得るというのは、いいことしかないのです。
結論 上司との関係に悩む人は、上司をお客と考え、そのお客(上司)と信頼関係を作ろう。
サラリーマンであれば、上司はしょっちゅう変わります。そして、上司も人間ですので、ひとりひとり特性があります。自分と合う・合わないということもあるでしょう。
上司との人間関係に悩んだら、まずはその上司をお客様ととらえて対応してみてください。そして、信頼関係を構築することに専念しましょう。
最初は手探りですが、相手も手探りです。うまくいけば、本当に仕事がやりやすくなります。ぜひ試してみてください。