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先輩を飲みに誘う
皆さんは仕事が終わった際にお酒を飲みに行っていますでしょうか。私は会社の同僚や先輩とよく行っています。
飲みに行くきっかけは皆さん何でしょうか?私の会社では職場や部署によって違いますが、今の職場であれば会社の先輩が後輩を呼ぶことをきっかけにして飲みに行きます。
通常は先輩が後輩を誘う。
よくあるパターンとしては、会社の先輩が後輩を誘い飲みに行くと言うのが一般的です。課長が部下を誘っていくと言うのも同様でしょう。
ただ稀なケースとして、後輩が先輩を誘うと言うのもあります。ただし後輩が先輩に対して「おごってやるからついて来い」とも言えませんので(笑)、先輩を誘う場合にはちょっとした配慮や言葉遣いに注意が必要です。
多少の配慮は必要ですが、私は先輩と飲みたいときには、臆せず誘っていました。世の中の方で、「誘いづらい」とか「恥ずかしい」という方が多いですが実にもったいない。意外と先輩だって誘われると嬉しそうにしますよ。
先輩を飲みに誘う誘い方。
後輩が先輩を飲みに誘う際には、先輩の誘い方に注意しなければなりません。1対1で飲みに行きたい場合は二通りの誘い方があります。
1つ目は「ご馳走してくださいよー」と甘えてみるケースです。ある程度先輩と人間関係ができているのであればこの誘い方が良いでしょう。この方法は、女性でも男性でもどちらでもイケます。
先輩の中には全額おごるのに難色を示す先輩もいると思いますがそれは想定の範囲以内です。割り勘でもいいから「連れてってくださいよ」と甘えて見ると大体は連れててくれるでしょう。単純に先輩と楽しく飲みに行きたい場合などは、こういった気楽な誘い方が有効だと思います。
何か相談したいとき。
2つ目のケースは、先輩と飲みに行くといっても、ただ単純に遊びで飲みに行くのではなく、仕事の相談で飲みに行きたいというケースもあります。
そういったケースであれば直にその旨を伝えれば良いでしょう。
「今度飲みながらでもいいので仕事の悩みを聞いてもらえませんでしょうか」とストレートに言えば良いと思います。会議室で仕事の悩みを聞いてもらうとかなり深刻ですが、ちょっと愚痴を聞いてくださいとちょっと甘えた雰囲気を出せば多少フランクな雰囲気になります。
グループ単位で飲みに行くのもあり。
先輩と飲みに行くと言っても1対1で飲みに行くケースばかりではありません。職場の仲間3~4人で飲みに行くことが決まって、先輩にも来て欲しいと言うケースもあるでしょう。
グループで飲みに行く場合はより誘いやすいと思います。また、グループ単位だとより誘いやすいという特性を活かして、1対1で誘うための、一回準備段階として、グループ飲みを実施してもよいかもしれません。
例えば、今週水曜日に誰々と4人で飲みに行くので先輩もいかがですかと聞いてみれば良いでしょう。いきなり「1対1で飲みに行きましょう」というのもアリですが、ワンステップ挟むのもアリです。ただし場合と目的にによって使い分けましょう。
親睦を深める目的であればグループ飲みは有効ですが、恋愛関係を目的に誘うのであれば、グループ飲みを挟むのは逆効果になることもあります。
先輩と後輩が異性の場合は気を付けて!
先輩と後輩が、男同士だったり、女同士であれば、比較的気楽に誘えるかもしれませんが、異性の場合は注意が必要です。昨今は、セクハラやパワハラに対する世間の意識も高いので、男性部下が女性の上司を個別に飲みに誘いだすと、他人からあらぬ疑いをかけられる可能性もあります。
女性の部下が男性上司を個別に飲みに誘ったとしても、男性上司によっては、遠慮する人もいるでしょう。それは理由は様々ですが、異性と1対1を嫌がる方もいるのです。そういった場合は無理をせずに、信頼のおける仲間も混ぜながら、飲みに行ってみたらよいと思います。
女性の部下が男性上司を誘って、男性上司が断るケースは、女性のことを嫌いなのではなく、男女の関係になって仕事に影響が出ないかなど、いろいろと仕事のことを考えているケースが多いです。いきなり誘うことは相手の心の準備もできませんのであまりお勧めできません。
先輩が用心深い方である場合は、グループでの飲み会など、先輩が参加しやすい状況を作ってあげてください。一見時間はかかりますが、結果としては最短で先輩を誘うことができると思います。
後輩から誘われて嫌な先輩はいない。
通常後輩が先輩を誘うと失礼かなと思う人が多くいらっしゃいますがそんなことありません。毎回後輩が先輩を誘うとちょっと問題があるかも知れませんが、たまに先輩も来てくださいと誘えば、嫌な印象受ける先輩はいないでしょう。
先輩に来ていただけると嬉しいと言うような、配慮を欠かさなければどんどん先輩を飲みに誘うべきだと思います。
先輩だって人間です。ぜひ礼儀を忘れずに、会社の先輩を飲みに誘って良い人間関係を作ってみてください。
なお、ビジネスパーソンが誰かを『誘う』ということに主眼をおいた面白い本があったのでご紹介します。私の主観ですが、日本人は、大半の方が『誘う』という行為そのものが苦手です(笑)。自分が他人から誘われるとうれしいクセに、じぶんから誘うのは恥ずかしいとのこと。
他人を誘うことで一番重要なことは、『恥ずかしがらないこと』だと思います。誘うという行為は、タイミングも重要です。タイミングを逃すと、成功するものも難しくなったりします。
ぜひタイミングを逃さず相手の方を誘ってみましょう。きっと良い出会いや良い時間に恵まれますよ!