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鈍感力を磨く
今日は仕事の進め方について考えていきたいと思います。皆さんは仕事を進める上で感度を高く持つということを心がけていますでしょうか。
私もこれまでは、感度を高く仕事をすることを心がけてきました。
ただ先日私の上司にあたる人から面白い話を聞きました。
その上司の方が心がけていることは、仕事を上手く進めるために、感度を高く持つということではなくむしろ鈍感力を磨くということを心がけているとのこと。
最初は何を言ってるか私は分かりませんでした。
鈍感力とはなにか?
鈍感と言うと一般的にはマイナスイメージでしょう。ただここで言う鈍感とはマイナスイメージではありません。むしろものすごく良いイメージのことを言っています。
もっとわかりやすく言うと、鈍感力とは『大切なことを見極めるが細かいことにはこだわらない』ということを言っています。
私が思うに大きなことを成し遂げる人というのは少なからずこの鈍感力というのが備わっているように思います。
大きな対局を見極める力はあるが、小さなことにはこだわらないという力です。
小さなことにこのこだわりすぎて、大きなゴールを見誤るようでは大物にはなれないと思います。
特に新人は鈍感力を磨け。
新入社員は毎日が勉強です。毎日失敗して毎日新しいことを学ぶでしょう。
上司も新人にはたくさんのことを吸収してほしいからたくさん注意をしたくさん叱ります。もちろんこれは成長してほしいと言う希望を持ってのことです。
ただもしこの中いやお叱りについて一つ一つ敏感に反応していたらどうなるでしょうか。
上司に怒られて死ぬほどへこむ奴ができる社員になれるでしょうか? 私はそう思いません。過ちを犯したらすぐ謝るそしてすっぱり忘れるこれが重要だと思います。
周りの見る目も変わってくる。
自分と一緒に仕事をする周りの人のことを考えてみましょう。一つ一つどうでもいいことにこだわりとても細かい人と一緒に仕事をしたいでしょうか。少なくとも私はそういう人と一緒に仕事をしたいとは思いません。
心を広く持ち細かいことにこだわらずに大きな目標に向かって仲間意識を持って仕事をするそんな人と仕事がしたいです。
ぜひ仕事をするときは鈍感力を持ち細かいことにこだわらずに仕事をしてみてください。
自分が進むべき本当の目的に最短の距離で到達できるものと思います。
そして、そういう姿勢で仕事をしている事をわかる人はわかります。見てくれる人は見てくれるのです。このような立派な仕事の進め方ができる人は尊敬を集めます。
ぜひ鈍感力を磨いてみてはいかがでしょうか。