
目次
最近読んで面白かった本
最近読んで面白かった本に、ホリエモンの「99%の会社はいらない」という本がありますのでご紹介します。
この本の一番のメッセージは、「自分の時間を生きろ」ということだと思うのですが、確かに、「会社の時間」を必死に生きても楽しくないし、会社で必死に働いても、幸せになれる時代は過ぎだんだなと実感する今日この頃です。
さらに、「自分の時間を生きろ」というメッセージ以上に納得する文章もあり、買って読んでよかったと思いました。
会社を良くしないように努力しているヤツがいる
堀江貴文さんの著書である99%の会社は要らないと言う本に書かれている内容で1番うなずいてしまったのがこのフレーズです。確かに私の周りにも、会社を良くしないように努力しまくっているひとがたくさんいます(笑)
なぜ私がうなずいてしまったかと言うと会社を良くしないように努力しまくっている奴が私の周りにたくさんいて、そういった人の顔が次々と浮かんでくるからです。
会社を良くすると、会社の業績は上がります。ですが今やっている無駄な仕事は消えてなくなります。
目の前の仕事を必死で守る。
仕事ができない人は、目の前の自分がやっている仕事が消えてしまうと言うことを極度に嫌います。その結果無駄な仕事を必死に守るのです。
今の仕事がなくなると、自分の仕事がなくなります。
ムダだろうが、なんだろうが、関係ありません。自分の存在価値である今の仕事(←ムダ)を必死に守ることが彼らの仕事なのです。社会とはそういうところです。
新しい仕事なんてまっぴらごめんだ。
今の仕事がなくなっても新しい仕事を覚えれば良いのですが、特に高齢化した会社ではそうはいきません。新しい仕事を覚えると言う事は、新人扱いされるということです。
50歳過ぎてから新しい仕事を覚えたいですか?30歳もしくは20歳の若手に「そんなことも知らないんですか?」と言われるのです。使えないジジィ呼ばわりされます。
50歳過ぎたおじさん社員が、必死に今の無駄な仕事を守り続けるのには理由があるとよくわかりました。
会社の業績よりも目の前の仕事。
会社の業績が上がろうが下がろうが知ったこっちゃありません。目の前の自分の仕事が守られればいいのです。
ある意味では、自分の仕事を作り続けるプロフェッショナルなのかなと思ってしまいました(笑)
会社に入らなくても金儲けすることができる時代になった。
これは本当に実感としてよくわかります。10年前はこんなこと考えもつかなかった。今は会社に入って給料をもらうよりも、YouTuberのように、自分で自宅にいて金を稼ぎ続ける人がたくさんいます。
一般的に、日本の会社に就職すれば、1ヶ月の給料は20万から30万円位の間に落ち着きます。どんなに優秀で、いつもの2倍働こうが給料は変わらないでしょう。悲しいですね。
つまり、優秀な奴ほど会社にいるのがもったいない時代になってきたのです。「あんたそんだけ優秀なのに、給料が月30万しかもらえないの?」ということになります。
優秀な人は会社で働かなくなる時代が来る。そんな予感すら感じました。
独立する人のパターンは結構似ている。
いちど会社に就職して、独立する人のパターンと言うのは結構似ている気がします。
自分が優秀じゃないと自覚している人はまず独立しません。給料がもらえればそこは天国だからです。逆に優秀な人ほど、給料に不満を持つことでしょう。
会社と言う枠組みから外れれば、給料に関する上限はなくなるのです。これからは自分に自信がある人ほど、自分の腕1本で稼ぐつまり会社に就職しないと言う人が増えるでしょう。
まとめ
本を読んだ素直な感想としては、題名の通り99%の会社はいらないなと思いました。
時代の変化を的確に捉えると、働き方や会社のあり方会社に関する考え方もどんどん変化していくと思いますので、今後もこういった本を買ってコンスタントに読んでいきたいと思います。