ゴルハラを受けて思う上司のねじれた愛情 ゴルフハラスメント

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ゴルフハラスメントを受けています。

わたくし、現在会社で上司からゴルフハラスメントを受けています。

具体的に言うと、業務時間中に上司から

  • ゴルフやれ
  • 練習に行け
  • スコアが悪いぞ
  • 前回のコンペのゴルフの修正点を、平日の昼休みに職場で説教される

というもの。

上司いわく、「偉くなりたいならゴルフは必須だ。お前は偉くしてやるからゴルフしろ。ゴルフしないなら偉くしてやらない。」とのこと。

決してわたしのことを嫌いで言っているのではないのですが、正直困ったなぁというのが感想です。

出世するにはゴルフは必須?

一般的に、ゴルフは出世に必須なのでしょうか。

会社にもよるでしょうが、会社の偉い人には、ゴルフが好きな人が多いというのは事実だと思います。そして、仲良くなる手段として、ゴルフは有効な手と言えるでしょう。

ゴルフがビジネスに有効なのは理解します。ですが正直、それでもわたしは気が進みません。

なぜ私はゴルフをやりたいと思えないのか

上司からしょっちゅうゴルフをやれと勧められても、未だに本腰をいれてゴルフをやる気になれていません。

なぜ私はゴルフをやりたいと思えないのでしょうか。

自問しているうちに、ある答えが浮かんできました。

それは、

  • お前の出世はゴルフ次第だと言われることに腹がたつ。
  • 週末の家族との時間をつぶし、小遣いを自腹で削ってまでゴルフしたくない

というもの。

どんなに仕事ができようが、出世できるかどうかは「ゴルフやるか、やらないかだ」と言われることに腹が立っています。結局仕事の能力は関係ないと言われているような気がするからです。

 

さらに、やりたくもないゴルフに週末の貴重な時間を使いたくありません。

週末は子供と過ごしたり、ゲームするのが大好きな私。やりたくもないゴルフを強要されて、時間も金も失うことに腹が立ちます。

やりたくないことを強要されているので、こういった私の状況は、まぎれもなく「ゴルフハラスメント」と言えるでしょう。

ゴルフハラスメントの種類とは

ゴルフハラスメントにも色々な種類があると思います。

  • スコアをディスるハラスメント
  • 毎週のように誘うハラスメント
  • クラブ買取を強要するハラスメント
  • 迎えに来いというハラスメント
  • 迎えに来いというけど交通費払わないハラスメント
  • 自慢話ハラスメント
  • 他人のクラブをディスるハラスメント
  • 他人のスイングをディスるハラスメント

などなど。

仕事と関係ないことまで、上司から批判されたくないのですが、昭和な価値観からすると我慢すべきことなのでしょう。

セクハラとゴルハラはどっちが重い?

ゴルハラは出世の条件にされたり、毎週小遣いが2万円づつ無くなるなどの実害が出ますが、世の中一般的にはセクハラよりも軽く見られていると思います。

世の中的には、セクハラは性や人権にかかわる重要な事柄。一方ゴルハラは、職場の小さな問題くらいに思われているのではないでしょうか。

 

確かに、人権や性の問題にはなりませんが、ゴルハラは軽いからといって許してよいものでしょうか。

わたしは良いものではないと思っています。家族との時間は減るし、小遣いも奪われます。

 

程度にもよりますが、

ゴルフやったら出世させてやる→迎えに来い→終日ゴルフ→小遣い無くなる→そのスイングはなんだ→職場で説教

という多重ゴルハラには疲れます。

愛のあるゴルハラが一番疲れる

ゴルハラを経験している身からすると、「上司からの愛のあるゴルハラ」が一番疲れます。

部下はゴルフなんてしたくないと思っていますし、上司は、部下の出世のために仕方なく指導している気になっています。

面と向かって「ゴルフしたくない」というと、「出世させてやろうとしているのに、なんてことを言うんだ」と怒り出す昭和なおじさんが多いので困ります。

ゴルフを出世と同義にすると、おかしなことになるのでやめましょう。

ゴルハラは社員のやる気を削ぐのでやめましょう。

わたしはこの世からゴルフハラスメントが無くなってほしいと思ていますし、仕事とゴルフは切り離してほしいと思います。ですが、上司は心から愛情をもって、「こいつを出世させるために、ゴルフをやらせよう」としているから困ります。

「ゴルフなしでも出世できる会社にならないかな」と願う今日この頃です。これからの若い人はさらに、ゴルハラのある会社など将来がないと判断するでしょう。

わたしも会社への熱意がどんどん失せるので、ゴルハラがこの世から無くなってほしいと思っています。

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