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なぜコンビニは食品ばかりを売るのか
普段から、コンビニに行くと思うこと。それは、コンビニには食品ばかりが売られているということです。普段から疑問に思っています。
お客様の便利さだけを追及するのであれば、もっといろんな売り物やサービスがあるはずなのに、店の半分以上、いや、8割くらいは食べ物です。いったいなぜなのでしょうか。
コンビニは肥満を量産してないか。
コンビニが欲しいものは何でしょうか。そう。売上です。企業ですから当然ですね。儲けたいのです。
ではどうすればコンビニは儲かるのでしょうか。答えは簡単です。リピーターがいてくれれば良い。何度も何度も来て、買い物してくれると儲かります。
では、どうやったらリピーターが増えるでしょうか。リピーターを作るにはコンビニに来なければならない中毒者を作ることが重要です。
ではコンビニに毎日来る中毒者をどうやって作ればよいでしょうか。これこそが本質。お客様をやばいクスリ漬けにはできないので、砂糖、濃い味、精製された小麦で脳を占領していきます。つまりコンビニとは、高カロリーでお客の脳を占領し、肥満を増やす機関だと私は思っています。
お客を高カロリー中毒にする手口
コンビニが売上を上げるためには、高カロリー漬けにしてお客の脳と味覚を占有し、朝、昼、晩、深夜とすべての時間で買い物をしてもらう必要があります。
私自身も完全にやられてしまっていますが、コンビニがお客を高カロリー中毒にして、何度も何度も買い物させる手口を下記に整理してきたいと思います。
砂糖
人間の脳みそが中毒になってしまうものの代表例が砂糖です。甘いものって一度知ってしまうと止められなくなっちゃいますよね
コンビニに置いてある甘いものの代表例は、
といった甘いものがタップリ。甘いものなくしてコンビニは成立しないでしょう。この結果、「ちょっと甘いものが食べたい」と思うと自然にコンビニに売上を計上してしまう流れが出来上がるのです。
油
最近は専用のフライヤーを設置して、ほかほかの揚げ物を提供しています。揚げたての料理はおいしいですからね。どのコンビニでも置いてある、油をタップリ使った料理は下記の通りです。
脂っこいものも、人間の脳には中毒性があるでしょう。少なくともわたしにはあります。おやつ感覚で鶏のから揚げがいつでもどこでも食べられるようにしてしまったコンビニは、日本人の健康に多大なる害を与えていると思います。
塩(味の濃いもの)
塩気の多いもの、つまり味の濃いものです。これは意外と知らず知らずのうちに食べさせられているのではないでしょうか。コンビニのお弁当類は全てけっこう味がしっかりついています。病院食を食べた後に、コンビニ弁当を食べると「味が濃い」と感じる方も多いのではないでしょうか。
コンビニの食べ物はおいしいなと感じることも多いのですが、おいしいんじゃなくて、「おいしいと錯覚させるように味を濃くしている」と考えるようにしています。
妻の料理は薄味で作ってもらうようにしています。
もしもコンビニが健康的な、病院食だけを売ったら
もしもコンビニがお客様の健康を第一に考えて、味がほとんどしないような病院食に似た食事だけを提供したらどうなるでしょうか。おそらく一瞬で全国何万店のコンビニエンスストアが潰れていくと思います。
そもそもリピーターが完全に離れていきます。薄い味の食事は健康に良いですが、美味しくは無いのです。薄味でおいしいものをつくるには、料理人の腕と手間が必要です。必然的に高くなるので、コンビニでは出せないでしょう。病院食だけを好んで食べると言う強者はなかなかいませんよね。コンビニエンスストアの食事はコストの関係上、薄味で手間をかけた料理はつくれません。その代わり、お客が毎日来るように、味が濃くて人間においしいと感じさせるテクニックを持っているのです。
時間別、中毒メニュー
コンビニエンスストアは基本的に、1日に3回~4回はお客にリピーターとして来てほしいと考えています。それは、朝、昼、夜、深夜と言う時間の区切りです。その時間その時間に応じた不健康でおいしいものがラインナップされています。
- 朝、おいしいコーヒーで客を呼ぶ。カウンターの横にはおにぎりやパン。基本的に精製されたお米で、味も濃いめです。甘さやしょっぱさをふんだんに盛り込んだ菓子パンも置いてあります。
- 昼、弁当がたくさん売られています。カレーライスや唐揚げ弁当など、味が濃くておいしいと感じるものがたくさん置いてあります。塩と砂糖で満腹中枢を存分に刺激してくれます。
- 夜。最近コンビニエンスストア各社が力を入れているのがこの時間帯の商品。1人で家に帰るようなサラリーマンがおかずを買って帰れるように店のレイアウトを変えているチェーン店もあります。
行前にあると言うコンビニエンスストアの強みを活かして、帰宅する人の買い物の場をスーパーから奪おうと躍起になっています。
基本的にここで売られているのは冷凍食品でしょう。工場で大量に作り冷凍してしまえば、売れ残る心配もありません。塩と砂糖で味を濃いめにして夜もお客様においしいと感じていただければ、次の日も買ってくれます。毎晩買い物に来てくれるように、今日もせっせと味の濃い食事を駅前で提供する。それがコンビニエンスストアと言う場所なのです。
深夜、夜寝る前にお腹が空くと言う人向けに、甘いものを夜おそく24時間営業で提供している場所。それがコンビニエンスストアです。
本当の深夜に甘いものやしょっぱいもの食べたいと言う、完全に脳みそ高カロリーに支配されてしまった人はどう考えてもコンビニ行くしかありません。逆にコンビニエンスストアにさえ行けば、デブに必要なものは全て揃っています。
夜23時にコンビニエンスストアで補給できる高カロリーなものとしては、
これに加えて酒もタバコも売っているのですから、コンビニエンスストアはまさに最強と言えるでしょう。人間を堕落させる存在。それがコンビニエンスストアだと私は思っています。
最強のダイエット法は何か
私自身も堕落した人間ですので、なかなかコンビニエンスストアを卒業したり、行くことを止めたりするのができないのですが、最強のダイエット方法はコンビニエンスストアに行かないことだと思っています。
自分が1日の中で食べたものを振り返ってみて、これは不必要なものだったとか、これは不健康なものだったと思うような食べ物は大体コンビニで買っています。
私がリピートしてしまう不健康なものは、ファミリーマートのファミチキと、ミニストップのソフトクリームです。
この2つは本当においしい。私自身も不健康である事は分かっています。ですが止められないそれぐらいの美味しさがあります。わかっているのにやめられないと言うのは、私自身がもはや中毒者なってしまっていると言うことです。
おそらくですが、ファミリーマートのファミチキには大量の油と化学調味料が入っている事でしょう。そしてミニストップのソフトクリームには、おそらく大量の砂糖と脂肪分が入っている事でしょう。
わかっているのにやめられず、中毒者になってしまった自分を哀れに感じている毎日です。
最近自分の体重が70キロの大台を超えてしまったことに強い失望感を感じています。可愛い子供達の為にも是非痩せたい。私の長生きするための戦いと言うのは、コンビニの間の手から逃れる戦いと同じことだと考えています。コンビニをデブを育てる悪魔の機関だと再認識し、長生きできるようにこれからも必死に戦っていきたいと思っています。