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名古屋にレゴランドが誕生する
2017年4月1日、名古屋市港区の金城ふ頭にLEGOLAND Japanがオープンします。
通常、新しい施設がオープンすると聞くと心が躍るものですが、なぜだろう?あんまり心が躍りません。それは、オープン前から聞こえてくる情報を確認するだけでも、『大丈夫かな・・・』とちょっと心配になって来る点がいくつかあるからです。
開園前から心配になるテーマパークってあんまりないのですが・・・(笑)
世界で大人気のレゴランドとは?
レゴランドとは、レゴブロックで有名な、レゴ社が手掛けるテーマパークです。レゴ社の本拠地であるデンマークの他、アメリカ・イギリス・ドイツ・マレーシアなどに展開しています。
世界的にみると、とっても人気のあるテーマパークです。
正直で、こんなに世界的に有名なレゴランドがなぜ名古屋に登場するのか?というのが最大の疑問です。
楽しみではあるが、デメリットも見えてくる
ターゲット層2歳~12歳と、その家族。小学生以下のお子さんをメインターゲットに据えていますね。つまりデートコースではないということです。子育てで大変な家族をターゲットにして儲かるのかな?っと、いきなり心配になってきます。
価格
事前の発表によると、価格は大人6900円、子供5300円だそうです。
・・・ちょっとまてよ。これって高くない??
大人2名、子供2名でいった場合、入場料だけで24,400円。これとは別に、食事代や交通費がかかります。正直高すぎです。私はレゴランドのことを雑誌で最初に知りましたが、この時点で行く気を失いました。
行って遊んで食事すると、1回で3万円以上かかります。ちょっと高額だと感じました。
ちなみに東京ディズニーランドの料金は以下。(2016年10月現在)
大人7400円
中人(中・高校生)6400円
小人(幼児・小学生)4800円
シニア6700円
3歳以下無料
料金だけでいうと、飛ぶ鳥を落とす東京ドームやUSJとあまり変わりません。当然、これらに見合った内容が求められます。
せまい。
開園当初の面積は、9ヘクタール(2021年にプラス4ヘクタールの予定。)だそうです。
レゴランド名古屋の面積は 約13ヘクタール
東京ディズニーランドの面積は、約51ヘクタール
ユニバーサルスタジオの面積は、約39ヘクタール
ちなみに東京ドームの面積は、4.7ヘクタールです。レゴランド名古屋の面積は、東京ドームの約2.8個分です。
1人一日、7,000円近く払って東京ドーム2つ分ぐらいの遊園地で1日中遊ぶと言うのは、何となく物足りないような気がします。
場所
場所は名古屋市港区 金城ふ頭駅の近辺です。
・・・どこ?といった感じでしょう。
一言で言うと、海に近い何もない工場地帯です。陸の孤島です。
名古屋に住んでいるわたしの印象としては、「なんであんな、何もない海辺の工場・倉庫街に世界最先端のレゴランドを誘致した?」という印象です。
あおなみ線という電車で行くのですが、しょぼいです。土地はあるけど何もない場所です。
そもそも名古屋でLEGO、流行ってないし。
名古屋とレゴと言う組み合わせもなんとなく違和感を感じます。名古屋キッズの間で、レゴがはやっているとは到底思えないからです。
名古屋人の気質に合っていないのでは?
どうにもレゴランドと名古屋という言葉がしっくりきません。そもそも名古屋人が受けいれるでしょうか。『お値打ち(お得ということ)』大好き名古屋人の気質に合っているとは思えません。
結果として、下記のような状況を考えています。
心配しすぎかもしれませんが、今の規模で今の入園料を続けるのであれば、つぶれてしまうのではないのかと心配しています。
マーケティングしてるのか?
さすが観光不毛都市名古屋。考えていることがしょぼすぎます。
私が想像する名古屋レゴランドの未来
こうなる未来が予測できます。
だって、コンテンツ数も広さもがディズニーの6分の1で、交通の便が悪く、価格がバカ高いんですもの。年パスもあるらしいですが、家族の分を数人分買ったら、5~6万は行くのでしょう。東山動物園の年パスは一人年間2000円ですよ。お得度合で言って勝てるわけないです。
レゴランドは世界的には大成功しているテーマパークですので、今からでも色々と工夫し、名古屋の名物になって欲しいものです。
※追記:レゴランドジャパンも内容の充実に向けて大変な努力をしている様子。レゴランドの奮闘ぶりもどうぞ。
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