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NT 胎児頚部浮腫 と診断されました。
現在、嫁さんが妊娠中ですが、妊娠3ヶ月程度で、胎児がNT 胎児頚部浮腫と診断されました。
これは胎児の首の後ろが数ミリ浮いているという現象です。病気かと言われると病気では無いようです。
ですが、この現象が見られる胎児は、この現象が見られない胎児に比べて、ダウン症になる確率が上がると言うことのようです。
このページを読んでくださっている方は、私と同じように、NTとか、胎児浮腫とか、頚部浮腫という単語をバンバン使われて不安になっている方もいると思います。
そういった方にまず伝えたいことは、安心してください。落ち着いて。必要以上に恐れる必要はありません。まずは状況を正しく理解しましょう。私の経験が少しでもお役に立てればと思い、この記事を書きました。
詳しい説明はしてくれないが、ダウン症と言う単語をバンバン使われる。
私が1番悲しかったというか、腹立たしいのは、お医者さんの説明です。
お医者さんからの説明は以下のような感じです。
- 現時点では心配することないけど、ダウン症の確率が上がりました。
- ちゃんと検査しないとわからないけど、ダウン症の確率が上がりました。
- 今の時点ではよくあることだけれども、ダウン症の確率が上がりました。
といった説明をしてくるのです。なんとなくよくわからない前置きをしつつ、ダウン症のリスクが上がったと言う事実だけを妊婦につきつけると言う行為に猛烈に腹が立っています。
リスクがあったら、なんでもかんでも言ってくる。だれも頚部浮腫をきちんと説明してくれない
妊娠した方や、妊娠した方の旦那さんであればご存知かもしれませんが、妊娠中お医者さんは、少しでもリスクがあるとすぐに言ってきます。
がんの宣告であれば、宣告するか、しないかといった気遣いがなされますが、妊娠に関してはそういった気遣いは全くないようです。
ネット上の少ない情報を見る限りでは、ダウン症になる確率は数百分の1といった状況のようです。
ですが、言われた妊婦はものすごく落ち込みます。
現に、現在の我が家では、妊娠した嬉しさや、新しい家族がくることの喜びの雰囲気は全くありません。なぜかかなしい雰囲気です。
「現時点ではよくわかりませんが」と言う前置きはするものの、妊婦に対してダウン症と言う単語をバンバン使う無神経な産婦人科医に猛烈に腹が立っています。
周囲も無神経。そもそも胎児浮腫(NT)を知らない人ばかり。
こういったNT 胎児頚部浮腫 のような宣告をされると、1番傷つくのは妊婦です。
ですが、こういった話題が出てくると、医者だけでなく妊婦の周囲にも無神経な人が多すぎることをに猛烈に腹が立ちます。
- 今回の妊娠はもしかしたらやめたほうがいいかもしれないだの、
- 正しい知識もないくせに、病気って怖いわねと言ってくる。
- で?結局おろすの?と平気で聞いてくる。
こんな風にと騒いでくる人が大勢います。
なぜ、落ち込んでいる妊婦の心境に立ってあげられないのか。私は旦那として猛烈に医者と周囲に対して腹が立っています。
「うちの子供は病気でもないし、ダウン症にもならないわ。ほっとけ!!」と心の中でいつも思っています。
NT 胎児頚部浮腫 と診断された方へ
今回私はこの記事を書くかどうか迷いましたが、NT 胎児頚部浮腫 に関する正しい医者からの説明があまりに少ないことと、突然、医者からこのようなことを言われてがっつりヘコむ妊婦が多いのではないかと思い記事を書きました。
100パーセント安産が保証された出産は存在しないと思います。
NT 胎児頚部浮腫と言う話題になると、あまりに無神経な医者と、あまりに無神経な周囲に腹が立ち、どうしていいかわからないと言うご家族も多いと思います。
ですが、あまり必要以上に悲観的にならないことが重要だと私は考えます。
ひとりめの子供ができた際も、うちは産婦人科医から、「お宅の胎児はとても頭が大きいね。なんだか心配だなぁ。」などと心配だけを掻き立てるようなことを言われました。
その時もひどく落ち込んだことを覚えています。ですが病院を変えてもう一度診てもらったところ、何の問題もありませんと一言言われて済んでしまいました。
ふたりめの際には、産婦人科を変えました。正直、産婦人科医にはいいイメージがありません。(世の中のよいお医者さんごめんなさい。)
妊娠には、不確定なことがたくさん存在します。そして医者からもいろんなことを言われます。ですが、私は妊婦の方を心から応援したいと思います。医者や周囲から言われるひとつひとつに反応せず、可能な限り正しい情報をつかんで行きたいと思います。冷静な判断の下出産に望めるよう一家で明るい雰囲気づくりにがんばります。