転勤を拒否できない会社は時代遅れだ

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転勤を拒否できない会社は時代遅れだ

最近働き方改革が叫ばれておりますが、働き方改革で1番最初に書いて欲しいのは転勤制度です。

昭和の時代には、会社のために24時間働き、会社の命令であれば転勤として、世界中どこでも行って働くと言うのは当然だと言う風潮がありました。

ですが、これだけ世の中で働き方改革が叫ばれているのであればまず真っ先に転勤をなくして欲しいです。

転勤って、人権無視に当たらないのか?

大企業に転勤はつきものですが、私は常々、転勤は人権無視に当たるんじゃないかと思っています。

家族、親戚、友達、全て関東にいるのに、いきなり10年単位で見ず知らずの土地に行け!と命令するのは、もはや時代遅れも良いところです。

会社の業務と言う観点であれば、会社の都合に100パーセント合わせて知らない場所で働くと言うのは良いかもしれません。

ですが、人間個人の生活と言う観点で見ると最悪です。家族、親戚、友達、学校、地域のつながり、これら全てを一瞬にして切り離すと言う転勤は完全に悪だと思います。

単身赴任は絶対悪

さらに言うと、強引な転勤制度が引き起こす、単身赴任と言う制度ももっと最悪だと思っています。

夫婦を切り裂き、親と子供を切り裂いて働けと言うのは、一体何がいいことがあるのでしょうか。

子供を育てると言う行為を、軽く見てないがしろにしている証拠に他なりません。

いまだに転勤制度を100パーセント強要してくる会社は正直言って終わっていると思います。

実際に転勤している私の感想

私は実際に、関東から名古屋に転勤しています。

結論から言うと最悪です。名古屋と言う土地は住んでみれば楽しいですし、名古屋に不満はありません。ですが、正直、転勤と言う制度には強烈な不満を持っています。

会社の命令で名古屋に転勤したせいで、当初予定していた彼女との結婚のプロセスが狂ってしまいました。本当はもう1年位付き合ってから結婚したかったです。急いで結婚式をした感じがして、嫌な思いをしました。

また、転勤して1番嫌に思っている事は、病気がちな両親を手助けできないことです。

苦しんでいる両親を助けられない状況で、会社のために100パーセント尽くして何が楽しいのでしょうか。正直言って苦しいという思いしかありません。

介護ができない

私も30半ばになり、親が60後半70歳近くなってきました。私の本音を言うと、今すぐにでも関東に帰って親の生活の補助をしたい。

体の自由がきかなくなってきた親を助けたいと思っています。

ですが、その妨げになっているのが会社の転勤制度です。会社の業績のアップのために、苦しんでいる両親を見捨てろと言われているように思えてなりません。

会社は変わらない。

最近では、お菓子のカルビーのような会社は、先進的な取り組みをしており、転勤を拒否する制度があります。ですがこういった会社はまだごく1部です。

私が勤めている会社も含めて、長きにわたった転勤と言う制度は簡単には変わらないでしょう。

転勤と言う制度を拒否するのであれば、

  1. 出世を諦める
  2. 会社を辞める

私にはこの2つの選択肢しかありません。

今はまだ、会社を辞めたいとは思いませんが、いつか両親の体がほんとに悪くなったときにはこの2つの選択肢から決断するしかないでしょう。

会社に代わってもらう事は無理なので、私が変わるしかないと思っています。

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