目次
要領のいい人、要領の悪い人
皆さんは、「要領わるいな!」と言われたことがありますか?わたしは、就職してしばらくはよく言われていました(笑) ただし、いろいろと工夫したことで、いまでは「君、要領良いね!」と言われることのほうが多いです。今回は、要領の悪いひとが、要領の良い人になるためのポイントや考え方についてご紹介したいと思います。
要領の悪い人とは 人をイライラさせる人だ!
要領の悪い人とは、ものごとの扱いがヘタだったり、やり方がまずかったり、もたもたと遅い対応をしたり失敗するひとのことです。
私の職場には、要領の悪い人が何人かいますが、みな、一定の法則というか特徴を持っています。それは、忙しい時期や、追い込まれたときにたくさん失敗をするという法則です。
要領の良し悪しというのは、普段何もない時はあまり見えてきませんが、例えば会社員で言えば期末の超多忙期だったり、急なお客様からの依頼だったり、突発的な対応を迫られた時に容量の良し悪しがわかります。
忙しい時期って、みんなピリピリしてるので、特に要領の悪さは目立ってしまいます。要領の悪い人とはすごく損をするのです。
そもそも要領ってなんだ?
要領とは一言で言うと物事を上手に行うこと、行うコツを言います。
物事を上手に行うと言う事はやるべきことをもれなく決められた期限までに完了させると言うことです。しかも1人で行うのではなく複数人で行うときは、その複数人と協力しながら行う必要があります。
基本的に容量の悪さがでてしまう場面と言うのは、複数人で物事を行うケースでしょう。何故かと言うと要領の悪い人が1人でもチームに混ざっていると他のみんなが迷惑を被るからです。要領の悪い人はチームの中で目立つのです。
会社に入るとこの要領の良し悪しと言うのは、もっと重要視されます。仕事と言うのはほとんどが1人で行うのではなくチームで行うからです。
要領が悪い人に仕事を頼むと期限通りに終わらずやるべき仕事に漏れが発生します。結果要領のいい人にリカバリーを頼むことになるのです。要領と言うのは会社生活で特に重要視される項目と思っておくと良いでしょう。
要領が悪い人の特徴
一般的に要領の悪いひとの特徴とは、
- 目の前のことで、いっぱいいっぱい。
- 仕事に抜け漏れが発生する
- 仕事のひとつひとつにミスがある。
- 仕事のスピードが遅い
- 仕事の順序が定まっていない。
- 未来への影響がわからない。
- 関係者にどんな影響が出るかわかっていない。
- 最後の最後で周囲に迷惑をかける
- 周囲を怒らせる。
- 結果的に、要領の良い人に助けてもらう
といった特徴があります。
そしてこういった特徴は確実に周囲の人をイライラさせます。周囲の人をイライラさせると人間関係が悪くなりますので次の仕事もやりにくくなります。結果要領の悪い人は、周囲の人を怒らせて嫌われて、どんどん仕事の要領が悪くなると言う悪循環に陥るのです。
思考のクセはなかなか治らない。
では先に述べたような要領の悪い人の特徴はどこから発生するのでしょうか私は要領の悪さと言うのはその人の思考の癖が原因だと思います。
一つ一つ説明をして理屈で仕事の進め方を理解させると理解はするのですが実際にやらせてみるとうまくできません。焦ってしまうのです。
そう、要領の悪さというのは理屈では無いのです。わかってはいるけれどもうまくできないと言うのが原因です。要領の悪い人を徹底的に叱りつけて、怒鳴りつけても治るものではないでしょう。ただし、思考のクセを治すというのは、不可能ではありません。
どうやって治したら良いかは、下記にご紹介したいと思います。
要領の悪さを治す 段取りの悪さを改善
要領の悪い人が、要領の悪さを直すと言うのは、なかなか難しいことです。簡単に直せたらそれは要領が良い人ということだからです(笑)。要領が悪い人にいきなりたくさん治し方を伝えても意味がありません。だって、一気にたくさんの情報を処理できないから要領が悪いと言われているんですものね。
時間はかかりますが、一歩一歩取り組むことが重要です。時間はかかりますが、その一歩一歩が自信となり、結果として治ります。
要領の悪さは、時間はかかりますが絶対治ります。自信を失う必要はないので安心してください。
最初は、いくつかのルールを決めてミスを減らすと言う観点から改善方法が良いでしょう。焦らずに、あまり多くを期待せずに1つずつ改善していくと言う根気が必要となるでしょう。
ルーチンを決めてよう。抜け漏れをなくすだけでも大きく改善。
要領が悪い人がたくさんの改善策を一気にこなすことができないので、限られた項目を遵守するように訓練することがお勧めです。まず最初はそこからです!
- やるべきことのリストアップ(項目確認)
- やるべきことの順序付け(順序の確認)
- いつまでにやるか。(時間軸の確認)
最初のうちはこの3つの項目を毎朝書き出して、終わったら塗りつぶしていくという作業がお勧めです。ぶっちゃけて言うとこれ以上の事はやらない方が良いでしょう。欲張っても意味はありません。まずは焦らずじっくりやることが大切です。
この3つができるだけでも、要領の悪さは大きく改善されるはずです。わたしも、仕事量が多い時期は、必ずこのやり方をやっています。
『やるべきことを書き出す』ことの効果はすごく大きいです。やるべきことが、目の前でみえるようになります。自分の気持ちの整理にもなります。気持ちが安心すれば、自分の能力も向上します。
そして私の場合は、簡単な仕事から終わらせていきます。この『終わらせる』ということが超重要です。終わらせてしまえば、もうそのことについては考えなくて良いからです。やることが減るのです。たくさんのことをずっと考えるのは、忘れや失敗の原因となります。まずはやるべきことを書き出して、自分の頭の中をスッキリさせましょう!!
このやり方が定着してくると、自分が持っている最高のパフォーマンスを出せるようになります。私もこのやり方で、鬼のようなスピードで仕事を片付けています。忙しい時や焦っているとき、慌てているときほどこういった手段で仕事をテキパキとこなしていってください。
ぜひ要領の良い人と言われるように頑張りましょう。
ちなみに、世の中には要領よく稼ぎまくっている人もいます。
そういった方は、仕事の仕方の発想どころか、人生の歩み方についても発想が違います。
毎日会社に行って、「要領悪いな!お前!」などと言われるような就職はしません。
もし、自分の殻が破れないという方は、要領よく人生を進んでいる人のセミナーなど聞いてみると良いでしょう。多少お金がかかるかもしれませんが、きっと目から鱗が落ちると思います。
要領の良い人から学び、『要領の良い人がどんなことを考えているのだろう?』と考えて、良いところを真似してみるというのが、要領の良い人になる一番の近道です。
実際私も、日々、
- どうやったら要領よく振舞えるか?
- どうやったら要領よく人生を楽しめるか?
- どうやったら楽しくお金を稼げるか?
- どうやったら仕事を楽しめるか?
と常に考えて、毎日自分を改善し続けています。毎日自分がパワーアップしますので、毎日が楽しいです。要領の悪いひとは、一度改善すると、どんどんどんどん改善するという特徴があります。ぜひそのきっかけをつかんでください。
有名どころなんかで言うと、億万長者専門学校さんは、テレビでもたまに取り上げられる、ビジネス学校・セミナーです。名前も校長さんも超あやしい(笑)ですが、実際は怪しくありません。※テレビでもバラエティー番組で笑われていましたね。私も最初怪しいと思いました(笑)
自分の要領の悪さを改善したい方は、一度こういう方のセミナーで、「要領よく人生を歩む」ってどういうことかを勉強されると良いでしょう。要領の悪さは必ず治ります。そして、要領が良くなると、自分のことが好きになってどんどん要領が良くなっていきます。自信を失っている場合ではありません。ぜひがんばりましょう!!