目次
電通で残業100時間やった新入社員が亡くなる件を受けて。
連日ニュースを賑わしていますが、電通で新入社員が亡くなるという痛ましい事件がおきました。
素直な感想として、新入社員なのに残業100時間もよくやったなぁと悲しい気持ちになります。私も残業がかさむことがありますが、50時間が限界です。 50時間を超えるとヘロヘロになり、判断力が大幅に低下します。
残業100時間と言うのは相当辛かったはずです。
単純に100時間時間を過ごすと言うわけではありません。辛い時間が100時間続くのです。新入社員にとっては想像絶する辛さだったと思います。
会社の言うことを100パーセント聞いてはいけない。
新入社員にはわからないと思いますが、就職したからといって会社の言うことを100パーセント聞く必要はありません。
就職したからといって社員は会社の奴隷では無いのです。むしろ会社の言うことを聞いてはいけません。もしも会社の言うことを聞いていると、間違いなく健康を害してボロボロになると思ったほうが良いでしょう。
会社と言うのは基本的に、社員に対してむちゃくちゃを言ってきます。
- 売り上げを2倍にしろ。
- 利益を2倍出せ。
- 人員は出せない。
- 利益が2倍になったら考える。
言ってることが無茶苦茶です(笑)
新入社員や若い社員の方は、こういった指示を受けてがむしゃらに取り組む人もいるでしょう。ですが社会人生活が10年を超えてくると、2倍頑張る人は稀です。会社のために2倍頑張っても、2倍給料をくれることはないのです。
適当にこなす技術を身につけよう
私が社会人として就職するにあたり、父親から言われた言葉は、適当にこなす技術を身につけよと言う言葉でした。
就職した当初はあまりわかりませんでしたが、社会人生活が10年を超えた現在、父親の言葉のありがたみがよくわかります。父は、会社の言うことを100パーセント聞くと健康がいするということを身をもって知っていたのでしょう。
仕事を疎かにするのではなく、無理しすぎるなということです。無理しても続かないのです。
体調が悪ければ帰る努力をしよう。
体調が悪いけどがんばって会社に行く必要はありません。具合が悪ければ帰るべきです。
体調が悪くて上司に相談しても、結構な割合でイヤな顔をする上司がいます。こういうクソ上司に対しては、報告せずに残業せず帰るべきだと思います。
帰ってしまうと、仕事が終わらないというのがよくある言い分ですが、健康を害して倒れても会社は絶対ねぎらってくれません。むしろ、「なんでこんな大切な時に倒れたんだ」と罵られます。
会社の業務より自分の健康を優先するのは当然だと思います。
結論 会社に尽くしすぎない努力をしよう
これは自分への戒めでもありますが、会社のために100パーセントの力を注がないように努力しています。
社会人生活を続けていて感じる事ですが、俗に言う真面目な人ほど必死に会社に尽くします。100パーセント会社のために尽くして、結果報われることなくボロ雑巾のように捨てられていく人をたくさん見ています。
会社と言うのは社員が100パーセント尽くしても、それに応えてくれる場所では無いのです。
何の見返りももらえずに、捨てられると言う事実を理解した上で働くようにしましょう。
社畜という言葉を、本屋でもよく見ます。本当によく考えられた言葉です。私達は会社の奴隷ではありません。わたしも、会社のいうことを信じすぎず、自分のために生きる努力を続けていきたいと思います。