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日本の企業に新規ビジネス創出はできない。
2017年に入って、すっかり会社への意欲を失ったわたくしですが、会社への意欲を失うのには理由があります。一言で言えば、がんばっても意味がないからです。
なぜがんばっても意味がないか。それは、日本のトロイ会社は変わることができないし、変わることを自ら拒んでいるからです。変化を求めると、会社の古参社員から『敵だ』とみなされるので損しかしません。
現在日本の大企業で偉くなった人たちは、会社が劇的に変わって、会社が永続することなど、全く望んでいません。むしろ変わらないように死ぬ気で会社の変化を阻止します。
つまり、自分が楽をできて、自分の退職金さえしっかり出ることだけが正義なのです。
日本の大企業で起こっていること
すごくシンプルな話です。
年配者は
- 会社の変化を阻止し、
- 年配者が楽をできるように全力を尽くします。
若手は、
- 会社の変革を応援し、
- 年配者を排除することに全力を尽くします。
ですが、立場的に年配者のほうが役職についているので、会社は絶対変わらないのです。
こんなところで一生懸命やっても、若い社員が幸せになるはずがないでしょう。
日本の大企業が進める新規事業推進室ほど笑えるものはない。
わたしは、大企業が進める新規事業推進室ほど笑えるものはないと考えています。何年もかけてまったく無意味なものを議論し続けるからです。
どういうことかというと、新規事業の創出を、古い脳みそのおじいちゃんたちが任されるということ。そして、古い脳みそのおじいちゃんが、昔話をしながら若手のアイデアを否定し続けるのです。本当に笑えます。
つまり日本の新規事業推進室では、
- 古い思考のおじいちゃんが
- 古い思考の人間を集めて
- 古い思考に基づいて何かを考える。
- 古い思考に合わないものは排除。
- 新しいものは否定。
- 新しい人間はめんどくさいから排除する。
- 新しい人間はそもそも寄ってこない。
- シャンシャンと終わる理由を2~3年かけて探している。
- 新規事業の創出を、指示する社長も古い思考の持ち主なので、
- 新規事業ができない理由に、妙に共鳴したりなんかして。(笑)
- ムダな時間を過ごしながらゆっくりと滅びていく。
日本の新規事業推進室は本当におめでたいのです。
古い体質の日本企業では、新規事業推進室でなくても同じことが起きています。未知のビジネスを進めることになると、同じ境遇(ひどい目)に会います。本当に地獄です。
わたしは、新しいビジネスは大好きですが、古い会社で古い人間とはやりません。自分一人でやります。現在はインターネットがあるからそれが可能です。
2017年は自分の実力を試す、そんな年にしたいと思っています。