大学に行ってよかったと思ったこと。大学に行く意味はあった。

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大学行く意味ある?

私がまだ19歳だったころ、一年浪人して大学に入りました。当時の私は大学に入ることこそが目的であり、入学してしまえば、あとの4年間は意味がないものだと思っていました。実際、入学してからしばらくは全く勉強せず、大学で遊んでしまいました。

ですが、社会人になってはや15年くらい経ちましたが、大学だけは本当に行ってよかったと思っています。授業はまったく役に立たなかったけど、それ以外でたくさん勉強できました。

私が大学にいって本当に良かったと思ったこと

私が大学に行ってよかったと思ったことは下記の通り。

  • すごい友達と出会えた。
  • 4年間勉強し続ける人と、4年間さぼる人の差を間近で見れた。
  • 勉強とはやらされるものじゃないんだと思い知らされた。

ぶっちゃけいうとこの3つしかありませんでした。中でも一番だったのはスゴイ友達に出会えたこと。入学した当初から、すごい奴はすごかったです。

学生の9割は、大学受験が終わると遊んでしまい、バイトとサークルの毎日で何も学んでいませんでした。ただし、学生のなかでほんの1%から2%くらいのヤツは違っていた。自分の人生の目標を1つに絞って、わき目も降らず4年間をその目的達成のためだけに生きる友達に出会えました。私はこういった友人に出会えたことだけでも、大学で学費を400万円以上使った意味があったと思っています。

私がすごいと思った友人は、

  • 『日銀に就職すること』それだけを目的に大学4年間を生きる友人
  • スタンフォード大学で勉強することだけを目的にしていた友人
  • 日本の就活には目もくれず、フランスで就活してた奴

この友人達は今でも連絡を取り、いまでも尊敬しています。

とにかく執念というか、怨念というか、目的意識がすごかった。バイトとサークルで明け暮れる雑多友人には目もくれず、自分の目的を達成するためだけに生き続ける人を、私は初めて見ました。そして、その気迫に圧倒されたことを今でも覚えています。今の自分に、あの時友人から感じ取った気迫がないことを常に自戒して反省しています。

大学の授業はつまらないと思っていたが・・・

あと、最近思うこととして、大学の授業はつまらなかったと思ってきたが、実は違うんじゃないかと考えています。

当時、授業がつまらなかったのは、大学の先生が悪いんじゃなくて、自分が勉強する気がなかったことが原因でした。私に勉強する気があったら、もっと先生の話は活かせたはず。もったいないことをしたと考えています。

自分の子供を育てるにあたって

最近、特に思うことが自分の子供たちの教育についてです。

私は息子たちに対して、『良い大学に行ってほしい』と思っています。ですが、それは良い大学に行って、良い会社に入ってほしいと思っているからではありません。良い友達に恵まれてほしい。という思いがあるからです。

良い会社に就職することも、人生を自由にする手段の一つだとは思いますが、あくまでも選択肢のひとつくらいでしかないと思います。会社員が一番幸せとは思えない。

時代が変わるにつれて、金を稼ぐ方法も、頭の良い人の集まる場所も変わると思いますので、息子たちを受験勉強に縛り付けたくないと思う今日この頃です。

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